写真データの色合いは、記憶色を大事に現像しています。これは、人の記憶は年月が経つにつれ頭の中で整理されて必要のない物は忘れていき、インパクトの強いものが記憶や思い出として残ります。そうした記憶の中に残る気持ちや感情を、記憶の中の記憶色として再現するようにしています。
曇りの日でたとえると、曇りの日は全体的に薄暗く青みがかった色になります。これをそのまま写真にしてしまうと、なんか寂しい写真に見えてしまいます。そこで、そこに写っている場面の気持ちが晴れやかであれば写真もそれに合わせて少し温かみのある色に近づけることで、暖かな気持ちがより伝わる写真になるのです。
そういった記憶色の再現を場面に合わせて、色や明るさを細かく調整しています。
また、１枚単位で購入する写真データには、「目の充血を緩和する修整」や「歯を白くするホワイトニング修整」、「ニキビや出来物の修整」、「みだれ髪」の基本修整が標準で付いています。　※写真全データに基本修整は含まれません。